Our specialty たまごへのこだわり
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養 鶏 場
鶏の飼育環境は、山間の緑に囲まれた約12ha(甲子園球場 約3個分)の広大な土地に養鶏場があり、鶏は病気に強い国産鶏のみを飼養しています。
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衛生管理
『鳥インフルエンザ』等の鶏の病気の感染対策として、野鳥などが侵入できないシステム鶏舎で換気の徹底、良質の地下水を地表から影響されない深度まで掘って汲み上げ、担当管理者のみの入室制限、鶏舎専用の服装と履物に履き替え、鶏がいない時に徹底的に消毒、鶏やエサなどは信頼できる業者から仕入れ、様々な防疫対策でウィルスを防いでいます。
- 鶏舎を定期的に洗浄・消毒。
- ケージを定期的に洗浄・消毒。
- 次亜塩素酸で飲料水の殺菌。
- スタッフが身につける作業衣は、毎日洗濯。
- 鶏舎ごとに専用の作業衣へ着替え。
- 専用の作業靴に履き替え。
- 鶏舎は専属の管理者以外は入室禁止。
- 外部から入場する車両の消毒。
- 鶏舎内のホコリや鶏糞を定期的に採取して検査。
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最新の鶏舎システム
自動給餌機やクーリングファン等を備えた、コンピューター制御の太陽の光を取り込む事ができるシステム鶏舎で温度、静圧、湿度を監視しながら管理されています。これらによって、一年を通じて安定した産卵を維持することができます。。
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鶏
日本の採卵鶏の94%は外国鶏種となっています。当農場では純国産鶏種の「さくら」「もみじ」のみを飼養しています。(外国鶏種は飼わない方針)
配合飼料のトウモロコシは、NON-GMO(遺伝子組み換えをしていない)、PHF(収穫後、防虫剤を使用していない)原料のみを使用しています。
豊富な城陽の良質の地下水をふんだんに与えています。 -
穀産たまご
日本の食料自給率はカロリーベース38%、生産額ベース63%(2021年度)となっており、となっており、主要先進国と比較しても余りにも低い状況です。
食料自給率が低いと、輸入価格に食料価格が反映します。海外の生産量が大幅に減少、又はその国内の供給を優先するため禁輸措置が取られれば、取り返しのつかない事も想定されます。
日本の鶏卵事例では、生産自給率は97%(2021年度)と高いレベルで推移していますが、残念ながら鶏を育てるための飼料(エサ)は、約75%輸入に頼っています。
そこで現在、未利用となっている休耕田に飼料用のお米を植え、飼料として使えるか研究を重ねてまいりました。まずは鶏の飼料の約50%を占めるトウモロコシ(約80%米国輸入)を玄米に替えて、試験研究を行ってきました。嗜好性、産卵個数、品質、味においてもほぼ同等の結果となりました。
ただし、卵黄の色を良くするための色素も入れていませんし、トウモロコシの中に含まれている色素もありませんので黄味の色が真っ白なのが特徴です。
皆様が日頃口にされている卵とは割ってみると、まったく違った卵に見えるかもしれません。私たちは、この"穀産(国産)の卵"が日本の休耕田の有効利用による、農業の再活性、また、日本の食料自給率の向上のひとつのきっかけとなり、ゆくゆくは日本の食糧の安定供給への近道になることを確信しています。 -
肥料 (野菜に効く肥料 15Kg入り)
鶏舎の除糞による環境改善と有機肥料として生産、出荷しています。
有機肥料は地元等の耕種農家や家庭園芸用として、幅広くご利用いただいています。
充分に時間をかけて醗酵・乾燥させています。【醗酵鶏糞の特徴】
- 作物の生育に必要な養分がバランス良く適量含まれており、微量要素も豊富に含まれています。中でも窒素はゆっくり効き、他の養分も作物の生育にあった供給ができます。
- 土壌中でゆっくり分解が進むため、微生物を豊かにする。
- 土壌の団粒構造を進め、物理性の改善をはかる。三相分布と言い、土中の気体・液体・固体のうち、気体・液体の相の割合が増えることで保水性が良く、排水性も良い土になり根張りがぐんとよくなります。
- 肥効が早いので、葉物野菜(ほうれん草など)や、結球野菜(白菜、キャベツなど)の追肥に向いています。また地元の九条ネギやトマト、ナス、果物ではイチジク、イモ類にも使用していただいて、好評をいただいています。
GPセンターグレーディング・アンド・パッキングセンター
当農場のGPセンターは農場内にあり、たまごが産まれてすぐに洗卵~選別~包装し、少しでも早くお客様へお届けすることを心掛けています。
1時間に33,000個の卵を処理することができるロボットパッカーで、厳しい品質管理のもとで鶏卵を出荷しています。
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自動洗卵装置
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透光検卵
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ひび卵検査装置
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紫外線殺菌装置
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異常卵検査装置
Factory tour 工場見学のご案内
産まれたてのたまごの検査からパック詰めまで、GPセンターをまるごとご案内します。
最後にクイズもあるので、しっかり聞いてくださいね。
【工場見学実施日】 月・木・金・土10:00~11:00
【入場料】 おひとり100円(小学生以上)
【団体予約】 原則10名以上、1週間前までにお問い合わせください。
【個人予約】 フェア開催日をご確認のうえ、前日の16:00までにお申し込みください。
たまごQ&A
- 京たまごさくらと京たまご茶乃月はどう違うの?
- 鶏の種類とエサが違います。
"京たまごさくら"は薄い桜色の「さくら卵」を産む鶏で"京たまご茶乃月"は赤玉系の「もみじ卵」を産む鶏です。
- 卵黄の色と栄養、関係あるの?
- 栄養にはほぼ関係ありません。
卵黄の色素の大部分はキサントフィル類で、卵黄の色の濃淡は、栄養価には関係ありません。
卵黄の色は、嗜好上、重要視されているだけです。
- 卵は何日くらいまで生食できるの?
- 季節により異なりますが、詳しくは下記の説明で。
賞味期限は、定温流通後、家庭の冷蔵庫(10℃以下)で保存した場合の生食可能期限として、流通工程の期間、温度を考慮して、安全な期限を表示して、出荷しております。
- 血斑(血が混っている)があるのは大丈夫?
- 問題ありません。食べても大丈夫です。
血斑は、排卵前後に卵胞の内壁と卵黄膜との間における出血であり、卵黄は均一で美しいものとイメージがあるので、嫌われる方もいますが、何の問題もありません。
加熱すると黒く固まるので気になる方は取り除いて下さい。
- 鶏は1日にいくつの卵を産むの?
- 1日に約1個の卵を産みます。
1つの卵ができるまで、鶏の体内では、卵黄が卵管と呼ばれる管に入り、その卵黄の周りに徐々に卵白ができ、最後に殻が形成されます。
卵黄は卵管の中を約24~27時間かけてゆっくりと通過します。そのため、通常、鶏が一日に産卵できる数はたった1個なのです。
- さくら親鶏と鳴初鶏は何が違うの?
- さくら親鶏は、卵を産んでいた親鶏のお肉、鳴初鶏は、もみじ鶏のオスのお肉です。
さくら親鶏は、歯ごたえがあり噛めば噛むほど味が出るお肉です。ぶつ切りにしておでん、カレー、シチュー、親子丼、すき焼き、水炊き等にじっくり煮込んで召し上がりください。
鳴初鶏は、ブロイラーに比べると歯ごたえがありますが癖になるおいしいお肉です。唐揚げ、焼き鳥、BBQ等でお召し上がりください。
ブロイラーでは味わえない、かしわ独特の歯ごたえと風味をお楽しみください。
- 1日に何個まで卵は、食べていいのですか?
- 個数は、気にしなくて大丈夫です。